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まなざし

2013年9月22日


その日

背丈を超える程の

鬱蒼と茂る草木を分けながら

私の気力は限界を超えていた


励ましの声と差し出された手に助けられて

最後に駆け上がった土手の上に

それは忽然と姿をあらわし



まなざし_d0298972_22294641.jpg




草木の檻に閉じ込められた一つ目のように


まなざし_d0298972_22424210.jpg


それは斜陽の中で静かに泣いていた
Commented by daidaiiro0414 at 2013-10-05 09:47
今、まさに朽ち果てて行こうとしている姿を、誰かに見届けて
欲しかったのでは無いでしょうか?
年老いて少しずつ小さくなって行く姿は人と同じ様な気がします。
それでも人目に触れ、写真や人々の心に残って行く物は
人知れず朽ち果てていく物と比べると幸せかも知れませんね。。。

これは何だったのでしょうね?給水塔の様に見えますが・・・?
Commented by ゆんぐ at 2013-10-05 21:19 x
TO daidaiiro0414さま
これは原炭ポケット或いは選炭ポケットと呼ばれるものらしいです。
炭鉱町には、よくあるんですがそのほとんどがもう壊れていて、
貴重な産業遺産ですがこうして森の中に
放ったらかしになっているのがなんとも哀れで
つい勝手な感情移入してしまいます。
だからこうして皆さんに見てもらおうかと思ってUPしている次第です。
穴の空いた部分に西日が入り、まるで潤んだ瞳のように見えました。
目にしたときは、まるで「ラピュタ」のように美しくて、はっとしました。
Commented by hokulele2 at 2013-10-06 00:02
ドラマチック!
怪しげ3人組、マイクロバスの運ちゃん、どう思っただろうねー(笑)
もう少しすれば、いろんな所に行きやすくなるよー。
Commented by ゆんぐ at 2013-10-06 15:23 x
hokulele2ちゃま
たしかに超怪しい3人組だよね(笑)
運ちゃん、あそこに何があるのか気になったろね〜。
これからは、寒さがネックなので、今日はライトダウンジャケット買ってきました〜。^ ^
Commented by ike at 2013-10-07 13:26 x
ゆんぐさんへ

お久しぶりです。

相変わらずお元気で活動されている様で、何よりです。
原炭ポケットって言うのですか・・・凄い!!
炭鉱町に生まれ育ちましたが、こんなの見たことがありません。
ここの場所はどこなのでしょうか?

ここにも歴史があり、その時々を写真におさめることって貴重なことですね。単なる記録写真ってことではなく、歴史を風化させない為にも・・・・

Commented by lenslife at 2013-10-07 20:10
TO ikeさま
お久しぶりです。ikeさまもお元気で何よりです。

原炭、選炭ポケットは美唄にもこれよりも大きのが
何棟か並んでるのが道路からも見えると思います。

ここは、連れて行ってくれたお方に許可を得ていないので
今のところはヒミツということで・・・(^_^;)
知ってる人は見ただけでわかるらしいですが。
とある荒れた森の中にございました。

こんなわけで、全く記録写真にもならないし、、
ただこういうものがこうして残されているという
驚きとか私の目から見たイメージを伝えるのが精一杯
というのが正直なところでしょうか。
でも、こうして見ていただくだけで誰かの記憶に残れば
それもアリかな~なんて考えています。
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by lenslife | 2013-10-04 22:44 | 探索 | Comments(6)

シャシンときどきツブヤキ。HNゆんぐデス。


by ゆんぐ