風の美術館
2015年 06月 22日
そこは新しくて懐かしい場所。
「かぜのび」後ろにあるのは、旧「吉野小学校」の校門です。
2008年をもって閉校していますが美術館として生まれ変わっていました。
なんとも幸せな校舎です。
最初に目にする作品は、もう自然と一体化してます。
季節ごと、お天気ごとに変わる作品ですね。
運良く「五十嵐威暢先生の制作の見学できますよ」というお言葉をいただきました。
「カメラ撮影も大丈夫です」という許可もいただけました。
美術館の撮影が許される場所は、とても少ない。
それだけでも嬉しい。
風通しの良いテラスは、とても心地よい場所です。
お手伝いと称して作品のヤスリ掛けも体験できちゃいました。
こんな感じで来場者みんなで楽しくヤスリ掛け。
スリスリ、スリスリ・・・・・結構無心になれます。
私が手がけたのは、この穴ひとつだけですが(笑)
近所の女の子が来て自分の作品の説明をしてくれました。
「テラスで先生たちとお話しようよ」と誘われて、楽しい時が流れます。
「木もれ陽の作品ができたら、その下でピアノの演奏を聴きたい」とおっしゃった先生。
それを語る先生の瞳も木漏れ日みたいにキラキラ輝いていました。
いつか体育館が美しい森の中になる瞬間を私も体験してみたいものです。